ボランティア

ボランティア、自ら進んで社会事業などに無償で参加することです。


僕が中学生だった頃、僕の中学校は県有数のボランティア学校でした。


県有数の進学校と書きたいところですが、オツムの方はその地域でワースト1を争う学校だったので・・・。



ボランティアとして1番積極的に行っていたのが、空き缶を集めて車椅子に変えるというものでした。たかが空き缶ですが、大量に集めれば車椅子になるのです。


当時、生徒会に入っていた僕も積極的にその活動をしていました。



ある日、生徒会担当の先生に、「どうすればもっと生徒が意欲的にボランティアに参加するかを考えてきてくれ」と頼まれました。



いや、あなたが考えなさいよ、と言いたいところでしたが、純粋な僕は承諾しました。



元々、文章を書くことが苦手だったので原稿用紙1枚に書くのにかなり時間を費やしました。

しかし、平成のマザーテレサ♂と言われる僕ですから、内容はかなり良いものに仕上がりました。

書いている最中、いろいろなアイデアがぽんぽんと頭に浮かびました。
「あぁ僕には神がついている。神が僕にマザーテレサの後継者となるようにお告げをしてくれているんだ」

などと、今思えばかなり痛いことも考えていました。



紹介します、その時、僕が先生に提出したアイデアです。










クラス対抗空き缶集め





空き缶集めをクラス対抗にしてボランティアへの関心を持たせるというもの。変なところで一致団結し対抗心を燃やす中学生の心を利用する最高のアイデア、まさに神の一手です。

あまりのすばらしいアイデアに、原稿用紙を読み返しながら「将来のノーベル平和賞は僕のものだ」と確信していました。



翌日、超越した中学生の神の一手を持って担当の先生のもとへ。



先生「これは・・・、」



亮「はい!(目を輝かせながら)



わかってるよティーチャー、「これは素晴らしい!すぐに実行だ!平成のマザーテレサ♂、君はこの学校の誇りだよ!!」だろ?←調子にのりまくり





先生「これは、ボランティアだから競争はまずいだろぉ・・・。だめだよ。」










ファァァァック!!





ボランティアをやるには個人個人が、他のクラスに勝つために意欲的に行えるこの方法が一番いいんだ!「他のクラスに勝つために」が、ボランティアへの精神に変わるんだ!そうなれば道端に落ちていた空き缶を拾って来たりして一石二鳥だ!、と説得を試みるが結局採用されず。



灰になった僕にはもはや、アルミとスチールを分けて集める非常に面倒な行為をする意欲はなくなった。



その間にも僕のいない間にいろいろなアイデアが出されたらしく、その先生の出した意見で実行する事に決まっていたらしい。



へ・・・僕のアイデアを読んで即却下したあんたのアイデアは、さぞすばらしいんだろうな・・・










クラス対抗空き缶集め




















せ・・・先生?










それ、










僕の意見なんですけど?





そうです。

あの最凶教師、人の意見をモロパクりやがりました(泣)



話によると、クラスごとのグラフまで、すでに用意していたようです。








謀ったな!シャア!!



この後、クラス対抗空き缶集めは大成功しました。

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